動輪は過日、稲見に絶縁化を発注し完成納品されたものです。 加工賃は23400円。 動輪1個当たり5850円です。 ↓既出画像ですが(加工前です)
さて、これら動輪は元通り車軸に通して更に位相を合わせなければなりません。 かつて何回か特製位相合わせ器をご紹介しましたが改めて使い方をお見せします。 まず、相対する動輪の角度を90度に設定するわけですが そのためにロッドの取り付け穴を利用し車軸と同じ径のピンを作成します。 この日車の場合、車軸は4.5mmなので4,5mm径のピンを作成。 きちんとセンターを出さないといけないのでパイプ材を使用して5mmのピンをまず作成します。
旋盤を使用して車軸径と同じ4.5mmに削ります。
センターに2mmネジを配して車輪に固定します
はめ込む車輪は軽く手で動かせる程度の圧力で車軸にはめておきます。
これを特製位相合わせ器に乗せ、車軸と無絶車輪のピン3点をしっかり位相合わせ器に押さえつけます。
3点が接地していないと正しく位相は合いません。
この状態で反対側絶縁車輪のピンを90度ずれた黄色マークの位置に接地させます。
これでかっちり90度が測れます。
この状態でずれないように取り出し圧入すれば位相が合った動輪の完成です。
位相が合っているか確かめるためにロッドを取り付けて転がしテスト。
異常なく転がってくれました!
車輪が取り付けられるのは何年ぶりだろう(笑)
次回も引き続き下周りの工作です。
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