DCC化するに当たってハーネスを一新します。
DCCではそれぞれ役割によって色分けがされています。
その色分けも国際規格によって決められています。
例えば前照灯(前進ライト・極性-)は白、標識灯(後進ライト・極性-)は黄色といった具合です。
その他、画像で言うと青は+、赤はレールからの集電(進行右レール)となっています。
(緑は規格外で実際はキャブ点灯用で現状結線していません)
各リード線の先にあるのは汎用ソケットでこれで機関車のボイラー側と車輪側及びテンダーと連結します。
(赤は機関車側にアースします。また開いているソケットは将来拡張用です)
車輪側のソケットと結合させた画像です。
左右のリード線はモータに繋がっています。
これで上下分割が簡単に行えます。
この先をテンダーと繋ぐわけです。
久しぶりにテンダーの登場です!
と云っても下回りですが。
画像ではまだSL1の基板が載っている状態です。
これを上のDCC用基板と取り替えます。
DCCの基板は手作りです。
先ほどの汎用ソケットを使用して2列8ピンソケットを作ります。
これも国際規格で、どのソケットにどの配線が来るか決まっています。
上の画像で言うと
上段右から赤(進行右レール)
オレンジ(モーター+)
青(アクセサリー+)※1
黄(後進ライト)
白(前進ライト)
空白(予備)
灰(モーター-)※2
黒(進行左レール)
※1LED用の抵抗を繋げてあります
※2作例では灰色のリード線が入手できなかったので茶にしてあります。
裏面です。
ややこしい配線でないことが分かるかと思います。
右へ伸びる配線はテンダーライト関係です。
黒はテンダーにアースします。
左のソケットと機関車のソケットを繋げれば配線完了というわけです。
8ピンソケットにMRC製サウンドデコーダを差し込んだ状態。
スピーカーはオリジナルの方が大口径なのでこちらを使用する予定です。
以上で大体ですがDCCのハーネス関係の工作は9割終了です。
結構簡単ですよ!
次回は機関車の上部、下部の合体作業の予定です。